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糞中脂質の抽出 トピック削除
No.1198-TOPIC - 2009/09/14 (月) 16:52:21 - saara
マウスの糞から脂質を抽出し、TG値を測定したいと思っています。
ただ、folchの方法のように有機溶媒を使ってしまうと測定機器である
富士ドライケムでは上手く測定することができません。
何か良い抽出方法はないでしょうか?
 
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遅れましたが 削除/引用
No.1198-13 - 2009/09/15 (火) 22:49:29 - TS
富士ドライケムスライドは、LPL反応の産物H2O2を測定するものですか。
それであれば、Wakoなどのキットと基本原理は同じで(発色系が違うかもしれないけど)、特異性も申し分ないですね。

存じ上げなかったとはいえ、臨床検査キットの方が特異性がありそうなどと言ってしまって申し訳ありませんでした。

それならなおさら、Folchとかブライダイヤーで抽出をかけるのが最も得策で、論文などでもAcceptableだと思います。

(無題) 削除/引用
No.1198-12 - 2009/09/15 (火) 17:50:48 - fish
TSさん。そうですよね。
やはりやらないということは、抽出効率が悪いからなんですね。

膜に埋もれてるコレステロールなんかはフォルチでないと駄目かな
という印象がありましたが、細胞内に脂肪滴として溜まっている場合
などは、膜をtritonなどで壊してやって取れないかなと
思いまして質問しました。

やはり、フォルチでしないと駄目そうですね。

(無題) 削除/引用
No.1198-11 - 2009/09/15 (火) 16:50:07 - TS
PBS-Tritonは、ちょっとどうかと思います。
そんなもので効率よく抽出できません、きっと。

抽出できないものは、遠心後にPelletに行くし、抽出できたものの一部は、
比重の関係で浮くでしょう。

試すのであれば、抽出効率などをきちんと検討することをおすすめします。

ありがとうございます。 削除/引用
No.1198-10 - 2009/09/15 (火) 14:52:32 - saara
富士ドライケムスライドは、測定原理としては
リポプロテインリパーゼを用いる酵素法です。
酵素反応により生じた過酸化水素が色素を酸化させることで
着色され、それを反射測光することで測定を行うようです。

PBS-Tritonを試してみようと思います。
どうもありがとうございました。

ありがとうございます。 削除/引用
No.1198-9 - 2009/09/15 (火) 14:45:36 - saara

(無題) 削除/引用
No.1198-8 - 2009/09/15 (火) 12:23:33 - fish
のっかり質問で恐縮ですが、質問させてください。

フォルチで組織からTG抽出して、TG-test wakoなどで測定すると思います。
何故抽出する必要があるのでしょうか?

PBS-triton (0.1%) などで破砕し、遠心でdebrisを除いた後、
そのまま上清をTG-test wakoで測定することはできないのでしょうか?

(無題) 削除/引用
No.1198-7 - 2009/09/15 (火) 01:29:01 - 。。。
脂質屋です。
恥ずかしながら富士ドライケムを知りません。
なので、有機溶媒がなぜその装置によくないのかがわからないのです。

もう少し情報いただけませんか?

TSさん、みさんが書かれたのと同じく、私も第一選択はFolch法です。窒素ガスで飛ばして再溶解させて測定するのが一般的かなと思います。

(無題) 削除/引用
No.1198-6 - 2009/09/14 (月) 23:09:06 - み
援軍が来てくれたので元気を出して(お腹が痛くならないようにウンコも出して)現実的なコメントをしよう。
論文読んでも大概「folch法で抽出して定量した」の一言で済ませる人が多いですね。んでfolch法を生化学実験法などの書籍で調べるとエバポで飛ばして再溶解して・・・って話になると思います。詳しくは覚えてないけどTS大先生のコメントが的をえていると思う。
この手の実験をやっている研究者は限られるでしょうし、やっているとしても古典的なfolch法に行きつくような・・・。簡単なアッセイなのだが栄養学とかメタボを得意とするラボに知り合いでもいないとなかなか情報が得られないのだと思う。
だから、もしより良い方法を御存知なら「臭いご飯食べて腹痛で苦しい」さん教えて下さいな。

(無題) 削除/引用
No.1198-5 - 2009/09/14 (月) 22:51:28 - TS
少し厳しいコメントも出ているようですが。
主観的過ぎなコメントもありますけど(^^

糞便は、採糞する期間によって、何グラムにも増えますよねぇ。
定量性の維持は、技量の問題です。

さて、組織を含めて、生体サンプル中のTGを測定するときは、
Folch法などによって、抽出、乾固させ、IPAなどに溶解しなおして(揮発しなくなるので定量的な作業ができる)、それを臨床検査キット(TG-test wakoとか)で測定するのが最も一般的かと思います。
これらキットの測定系は水系ですが、(多少の界面活性剤が入っているせいか)、IPAに溶解していたTGでもうまく分散されて、測定することができます。

富士ドライケムという機械は、使用したことがないので、「実際になにを」測定して、TGを測定するのかわかりませんが、上記のような方法で、IPAに溶解しているTGを水系に希釈して、測定することができるのであれば、可能かもしれません。
界面活性剤が入ること、測定感度がクリアできるかなどをさらっと試してみたらどうでしょう?(検量線が引けるかどうか)

もしダメなら、いずれにしても臨床検査キットの法が特異性も高そうだし、臨床検査キットを買ったらどうか?と思います。分光高度計があれば測定できますし。

(無題) 削除/引用
No.1198-4 - 2009/09/14 (月) 22:20:06 - 臭いご飯食べて腹痛で苦しい
>有機溶媒で溶出したとしてもエバポレーターで飛ばして適当な溶媒に溶かしなおすとかできるような。

糞便なんてせいぜい0.2gとかでしょう。

有機溶媒で脂質抽出してエバポしてもまず回収量は見込めないと思います。
定量性なくなりますしナンセンスです。

(無題) 削除/引用
No.1198-3 - 2009/09/14 (月) 18:57:25 - み
有機溶媒で溶出したとしてもエバポレーターで飛ばして適当な溶媒に溶かしなおすとかできるような。

(無題) 削除/引用
No.1198-2 - 2009/09/14 (月) 17:42:15 - 臭いご飯食べて腹痛で苦しい
こういう質問は自分で調べるべき。

ここで聞いても多分誰も答えてくれませんよ。

自分でしっかり論文読んで、教えてもらうようにしてください。

失礼します。

糞中脂質の抽出 削除/引用
No.1198-1 - 2009/09/14 (月) 16:52:21 - saara
マウスの糞から脂質を抽出し、TG値を測定したいと思っています。
ただ、folchの方法のように有機溶媒を使ってしまうと測定機器である
富士ドライケムでは上手く測定することができません。
何か良い抽出方法はないでしょうか?

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