初めて投稿します。宜しくお願いいたします。
私は顕微鏡機器共通センターに務めており、そこで2Photon顕微鏡を使っているユーザの研究者の方についての相談です。
神経細胞にEYFPを発現させたマウスのホールブレインのホルマリン固定標本を作製し、2Photonレーザ顕微鏡で観察し、400-500ミクロンくらい奥にあるニューロンの細胞体を観察したいです。
うまく見えることもありますが、300nmくらいより下側がどうしても見えないことが多いです。
ホルマリン固定すると組織が白く濁るので光の透過率が悪くなっているのだと思います。うまく見える時と見えない時があるのがどうしてかは、不明です。
YFPが強く光っているのは明らかで、スライスを作成してみると間違いなく細胞体が光っています。
生体マウスならば透過率が高いことはわかっているのですが、毎回生体マウスを用意するのは大変ですし、ニューロン細胞体まで見えるホールブレインのサンプルが安定してつくれるようになれば、メリットが大きいです。
光の透過率の高い固定方法はないものでしょうか。 |
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