生物種とかプローブとかより、重要なファクターは「メンブレンの品質」「ターゲットDNAの固定方法」と「deprobingの方法」だと思います。副次的には、だんだんターゲットもはがれたり劣化したりしてきて検出しにくくなるので、検出系の感度の高さも効いてくるでしょう。
DIGシステム(Roche)ですが、ハンドブックによると、指示された方法に従って適切に行った場合、最大20回という例もあるそうです。
個人的には、Amersham(現GE)のメンブレンも核酸ハイブリ検出系も信頼していないいし、使っていないので、どういう方法でdeprobeするといいかとか情報を持ちませんが(おそらくアルカリ溶液で処理するというのが良いんだとは思いますけれど)アドバイスするとすれば、reprobingすることを前提にしているなら、DNAの固定をUV-cross linkにすると良いです。 |
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