日本薬局方では、質量百分率及び濃度に関して百分率などによる表記の他に矢印を用いた記載法が定められています。
「**の□□ 溶液(○ → △)」とは,固形の薬品においては ○ g ,液状の薬品においては ○mL を溶媒に溶かし,全量を △ mL とした場合** の □□ 溶液のことである.
「** 溶液(○ → △)」とは, ○ g の ** を水に溶かし,全量を △ mL とした場合** の水溶液のことである.
「薄めた**(○ → △)」とは,○ mL の ** を水で薄め,全量を △mL としたものである.
私は3番目の希釈する場合以外ではこの表記方法を使わないので、上つの使い方についてはすっかり忘れていました(^^ゞ
日本薬局方の表記に従うことが(暗黙にせよ)前提となっているような文書では見かける表記法ですが、どの程度一般的なのかはよくわかりません。 |
|