EcoRI 様。
>シグナル配列をコンストラクトに入れると、そこは疎水性が高い部分なので、
GST fusionだろうと、封入体に行ってしまうリスクが高まります。
その意味も含めて、シグナル配列っぽい部分<MARGPGLAPPPLRLPLLLLVLAAVTGHTAA>は排除して、
コンストラクトを作るのがいいのでは、と考えました。
なるほど!です。
おっしゃるようにこのタンパクは膜タンパクですので疎水性の高い領域を含みます。おっしゃるようにN末のシグナル配列やC末近くの膜貫通ドメインを省くと親水性が高まり封入体に入る可能性は減りますね。シグナルペプチドは確かにいらないと思うのですが、今のところ結合に関与している領域が膜貫通ドメインのN側かC側かわからないので、とりあえずwholeで発現させようかなあと思っていました。ちなみにGSTタグをつけずに大腸菌で発現させようと試みましたが、温度を変えたりしても封入体どころか発現さえしませんでした。(菌体ペレットをそのままサンプルバッファーで溶かしてウエスタンして確認しました。)膜貫通ドメイン前に人為的にストップ入れたほうが良いかも?ですね。
>そのあたりについてもご意見いただけますでしょうか?
>GSTさんが仰る1st Met, 2nd Metというのがイマイチ把握できないので、GSTさん待ちですが…
2nd Metまで削る理由がよくわかりません。
シグナル配列を入れるコンストラクト、入れないコンストラクトの2種類を作る
ってことで、いいと思うのですが…
とりあえずどちらも作った方が良いみたいですね・・・。
非常に参考になりました。ありがとうございました。 |
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