4%だろうが8%だろうが20%だろうが、水溶液にしてしまえば保存性、安定性に大差ないと思います。私は20%のストック水溶液を作るのを好みますが、これは保存性のためではなく、いろいろなバッファーや組成で固定液を作る母液としての利便性のためです。
長期間おくと、フォルムアルデヒドの重合が起こったり、ギ酸などの分解産物ができるので良くないですが、それがどの程度影響があるか、どの程度までなら許容できるかは、何に使うのかとか、求められる固定の良好さの水準にもよるでしょう。
ある程度の固定が出来ればよくて、デリケートな染色法を施さないのなら、かなり古いのでも良いくらいです。それでも、一応私は、pHを目安にして6とか5くらいまで下がっていたら使わないようにします。 |
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