Tbさんの書かれているInvitrogen(うちのはNOVEX時代のですが)のウェット式トランスファーモジュールを使っていますが、これは、スポンジーろ紙ーゲルーメンブレンーろ紙ースポンジースポンジーろ紙ーゲルーメンブレンーろ紙ースポンジというように2枚を直列に並べて行います。pwさんセミドライの場合と違い、今まで通り抜けてきたタンパクによる汚染が起こったことはありません。高分子の時は、メタノール濃度を指定の20%から10%にしたり、真ん中にもう一組転写したり(つまりスポンジーろ紙ーゲルーメンブレンーろ紙ースポンジーろ紙ーゲルーメンブレンーろ紙ースポンジーろ紙ーゲルーメンブレンーろ紙ースポンジ)しても大丈夫でした。ただとんでもなく過大なロード時間/電圧をかければわかりません。個人的な好き嫌いの問題をいえば30-100KDaくらいの発現量の多いタンパクはセミドライやiblotは早くてたくさんできていいのですが、高分子/低分子や量が少ないタンパクをきれいに出したい時は、ロードの条件の調節性の高いタンク式が好きです。 |
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