>α−ヘリックスとβ−シートの領域を可視化したいのですが。
>アミノ酸配列を投げるだけで解析ができるのでしょうか?
解析というよりも予測になるということは理解しておいてください。
方法としては、すでに出ているようにサーバーに投げて計算するのが簡単です。
思いつくのは以下の3つです。
・これまでの経験則や物理化学的特性からの二次構造予測 >>> JPREDやPSIPRED
・ホモログの構造を探索して立体構造を予測 >>> PHYRE2
(いずれもgoogle検索すれば見つかります。配列投げるだけでOKです。すでに同じファミリーのタンパク質の構造が決定されているのであれば、JPREDに流すだけでも十分なクオリティです)
・PDBデータから学習したAIによる立体構造予測 >>> AlphaFold2
google collabのAlphaFold2について。
すでに試されているようですが、▲を順番に押す必要はなくて、上のタブにある ランタイム>すべてのセルを実行 だけでOKです。800アミノ酸ぐらいまでは問題ないのですが、より長いペプチド鎖だとエラーを吐いて止まることが多いです(GPUの使用量制限だと思う)。
これまでの二次構造予測や立体構造予測と比べると圧倒的に優れているとの評判です。私もいろいろと試してみましたが、新規構造について結構確からしい結果を出してきます。ただ、すでにホモログや似た構造が報告されているのであれば、既存のプログラムによる予測でも十分ではないかと思います。 |
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