heat shock protein (Hsp70がメジャ、Hsp23なんかも)のプロモーターに
hid遺伝子 (head involution defective)遺伝子をつないだコンストラクトをカジュアルに(formalではない)表したのがhs-hid。
hidはDIAPを抑制し、DIAPはCaspase経路を抑えるので、
hs-hidをもつ個体が、高温処理(変温動物の彼らのことなので、30〜37℃程度)によってhidを強制発現するとCaspase経路が動きApoptosisを誘発、これが全身性なので致死となる。
P{hs-hid}はゲノムに組み込むためのベクターとしてP因子を使っているということ。
Y[hs-hid]は、hs-hidを載せてあるY染色体ということなんだろう(formalな記載法ではない)。熱ショックで雄だけ死ぬ。なぜこういうのがあるかって言うと、経験者ならわかる「virgin collection」が楽になるから。 |
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