レスが何も無いよりはと思って、適したアドバイスか分かりませんが自分の実験方法を簡単に書きます。
私もGFPタグ付きのAAVを脳内に局所投与して過剰発現やshRNAシステムによるノックダウンを行っています。脳のどのくらいの領域にどのくらいの太さのシリンジでどのくらいの量を投与しなければいけないかにも寄ると思います。私の場合は、0.5μLサイズで先端の形状が pst-3 のニューロシリンジ(32ゲージCat#:4015-63001)を使って 0.05〜0.1μLをぞれぞれ両側に投与しています。目的の場所に挿入する時は比較的速く到達させ、0.02μL目盛りを1分間で投与します。全量の 0.05〜0.1μLを投与したのちは5分ほど静置し、その後その場で0.2μLほどシリンジを吸引し、速やかに脳の外までシリンジを引いています。蛍光観察は、GFPタグ付きの場合でもGFP抗体を使って調べていまずが、シリンジを引いたラインでGFP蛍光染色が得られないのでほとんど漏れてないと思います。
太めのシリンジや、投与した後にシリンジで吸引しないとシリンジを入れた経路でGFPの染色が起こってましたが、ニューロシリンジに変えて、しかもシリンジを抜く前に吸引することでほとんどそれが無くなりました。
参考になれば幸いです。 |
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