インキュベーションが長くなると抗体も変になってきて非特異的な反応のリスクは大きくはなるけど、そうではなくてうまくいくときもあるかもしれない。多分、3日間の間に抗原側のエピトープ周囲の変性の状態がゆっくり変化して(一種の不完全なrenaturation)、抗体とうまく反応しやすくなったのではないだろうか。抗体反応前(ていうか正確にはblocking 前)にblotを水中で2、3日おいてから抗体反応に進んだらどうだろうか。
いいか悪いかは別にして、割と偉い系の人でバンドが出るまで何日でもインキュベーションを延長するという人知ってる。 |
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