隣接するwellも培地交換時などの際に微細な飛沫が飛んだり、胞子が飛んだりして汚染してる可能性はあるかもしれませんが、経験では周りのwellはなんでもなかったこともあります。カビは増殖が遅く目視で気づくまで少し時間かかります。
どうしてもレスキューしたければ細胞を数回PBSで洗ってから抗真菌剤アンホテリシンBを含む新しい培地で培養してみてください。それで培地交換(これもアンホテリシンB入り)を2日に1回くらいしてそれで7~10日培養してみてください。途中でコンフレントになったら継代していいです、
細菌と違いカビは(特に37℃では)増殖が遅いので、駆除できる可能性はあります。
カビ汚染が心配な培養室環境(またそうでなくても)では大事な細胞はフィルター付きフラスコを使うようにしています。細菌用抗生剤+抗真菌剤の培養用抗生剤混合液も売ってるので検討ください。 |
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