初めまして。
現在私はラット筋芽細胞培養株L6細胞にプラスミドを用いて輸送担体のレポーター遺伝子を導入し、レポーターが発現しているかどうかを、スターベーションの後にインスリン刺激を行い、蛍光免疫染色によって確認しているのですが、細胞の約8割が正常な形を保たずに丸くなってはがれてしまい、抗体で染められません。
8ウェルチャンバースライドに再播種して接着を確認したときは仮足を伸ばしていて正常な形をしているのですが、1xPBSをp1000ピペットを用いて洗浄するたびに細胞が丸くなって少なくなります。できるだけ流速を遅くして洗浄していますが、複数のチャンバースライドを使うので1xPBSに浸かる時間が長くなることにも原因があるのではないかとも考えており、八方塞がりです。
レポーター遺伝子を導入していないL6 細胞でも同様で、ポリL-リシンコートやコラーゲンコートも試しましたが駄目でした。
どなたか詳しい方がいらっしゃればご教示ください。 |
|