あきらかに、励起光照射の連続時間ではなく、拡散、退色、生理的なターンオーバー、細胞分裂などによる希釈に耐え観察可能なレベルで細胞が染色を保持できる時間てことでしょう(カッコ書きで細胞世代の数の参考値をだ出しているのもそういう含みだと思う)。だって、常識的にそんなに長時間励起光を当てたら、退色云々どころの話じゃなくて、熱や光化学反応で細胞が障害を起こしておかしくなるでしょう。
タイプラプス観察なんかだと、撮影時だけ励起光をあてて、インターバルではシャッターで遮光するように自動制御されているのが、最近では当たり前になっているのではないかな。だから24時間の観察といっても、24時間励起光を当て続けるわけじゃない。24時間なり76時間なり先に励起光を当てて観察しても実用的なレベルで染色が保持されますよってことでしょう。 |
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