別の観点で、アドバイスします。
マイクロプレートを使う場合、
ウェルの中に最初に入れるのは、バッファーとか、
希釈済みの抗体液とかの粘性の少ないものにして、
その後に、粘性の高い血漿とかを入れた方が良いです。
プレートシェーカーで撹拌しても、逆の順番だと、
血漿と抗体等が、よく混ざらないことがあるからです。
それから、
スタンダードカーブを書かせて濃度計算に用いるソフト
(というか計算式やアルゴリズム)にも注意が必要です。
ソフトによっては、一番濃度の低いスタンダードよりも
低い濃度は、計算不能として、データが得られなくなる
ものもあります。こういうソフトの場合は、既知の高濃度と
低濃度の変動があると知られているホルモンとかだと使いにくいです。
たとえば、性周期中のプロジェステロン濃度の推移とかは、
黄体のある時期のサンプル以外は、算出不能にされてしまいます。
そのため、当方では、昔のラジオイムノアッセイ用ソフトを
使うこともあります。 |
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