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活性化リンパ球を対象としたqPCRの参照遺伝子 トピック削除
No.9766-TOPIC - 2021/06/23 (水) 17:48:52 - 初心者
抗原刺激後のリンパ球活性を評価するため、qPCRによるサイトカイン発現解析を予定してます。多くの論文で、グリセルアルデヒド-3-リン酸デヒドロゲナーゼ(GAPDH)やコハク酸デヒドロゲナーゼ(SDHA)などの代謝酵素を参照遺伝子として用いており、我々もそれに倣おうかと考えておりました。

しかしながら近年、リンパ球の活性化により解糖系が亢進するなど、代謝リプログラミングに関する報告を多く目にするようになり、リンパ球の活性を評価する上で代謝に関わる酵素群を内部標準として用いるのはどうなのか?と疑問に思いました。

活性化状態によって、GAPDHの遺伝子発現が大きく変化することは考えにくいのでしょうか?

知識不足の点が多くありますが、どなたかお教えいただけますでしょうか。
よろしくお願いいたします。
 
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(無題) 削除/引用
No.9766-5 - 2021/06/24 (木) 17:41:21 - asan

あくまで相対的な議論なので、正解はないですが、気になるならリボソームプロテインとかbeta actin とか別もものを使えばいいと思います。

(無題) 削除/引用
No.9766-4 - 2021/06/24 (木) 09:44:21 - 初心者
おお さん

ご投稿有難うございます。
説明不足で申し訳ございません。
この度、PBMC由来のT細胞の刺激前後のqPCRを行い、内部標準として用いたGAPDHが大きく動いていたため、改めて先行研究を見返しておりました。
ご提示いただいた文献以外にも、
Bas, A., Forsberg, G., Hammarström, S. and Hammarström, M.-L. (2004), Utility of the Housekeeping Genes 18S rRNA, β-Actin and Glyceraldehyde-3-Phosphate-Dehydrogenase for Normalization in Real-Time Quantitative Reverse Transcriptase-Polymerase Chain Reaction Analysis of Gene Expression in Human T Lymphocytes. Scandinavian Journal of Immunology, 59: 566-573. https://doi.org/10.1111/j.0300-9475.2004.01440.x

Oturai DB, Søndergaard HB, Börnsen L, Sellebjerg F, Christensen JR. Identification of Suitable Reference Genes for Peripheral Blood Mononuclear Cell Subset Studies in Multiple Sclerosis. Scand J Immunol. 2016 Jan;83(1):72-80. doi: 10.1111/sji.12391. PMID: 26395032.

など過去複数の文献でGAPDHを参照遺伝子として用いる疑問が投げかけられています。
にもかかわらず、未だにGAPDHがメジャーな参照遺伝子として用いられているのは何故かと、ふと疑問に思い投稿した次第です。
それぞれプロトコルも異なりますし、その実験にあった内部標準を選択するべきであることは承知しておりますが、私よりもはるかに長くご研究されております皆様より、ご意見を伺いたく思っております。

(無題) 削除/引用
No.9766-3 - 2021/06/24 (木) 01:39:27 - おお
あ、失礼論文をみての考えだったのね。

(無題) 削除/引用
No.9766-2 - 2021/06/24 (木) 01:38:21 - おお
B2M was used as an internal control for data normalization.
PMID: 31324145 PMCID: PMC6642599 DOI: 10.1186/s12864-019-5967-8
これRNseqもやってるからGAPDHの変動も確認できるんじゃない?

Reference Genes for Expression Studies in Human CD8 + Naïve and Effector Memory T Cells under Resting and Activating Conditions
PMID: 32523060 PMCID: PMC7286888 DOI: 10.1038/s41598-020-66367-1
GAPDHうごいてますね。

てかそういうのは、調べるもんです。
T cellの活性化とか色んな人がやってるだろうから、文献が見つかるでしょうに。

活性化リンパ球を対象としたqPCRの参照遺伝子 削除/引用
No.9766-1 - 2021/06/23 (水) 17:48:52 - 初心者
抗原刺激後のリンパ球活性を評価するため、qPCRによるサイトカイン発現解析を予定してます。多くの論文で、グリセルアルデヒド-3-リン酸デヒドロゲナーゼ(GAPDH)やコハク酸デヒドロゲナーゼ(SDHA)などの代謝酵素を参照遺伝子として用いており、我々もそれに倣おうかと考えておりました。

しかしながら近年、リンパ球の活性化により解糖系が亢進するなど、代謝リプログラミングに関する報告を多く目にするようになり、リンパ球の活性を評価する上で代謝に関わる酵素群を内部標準として用いるのはどうなのか?と疑問に思いました。

活性化状態によって、GAPDHの遺伝子発現が大きく変化することは考えにくいのでしょうか?

知識不足の点が多くありますが、どなたかお教えいただけますでしょうか。
よろしくお願いいたします。

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