> 細胞を播種する際に、播種し始めはオレンジ色なのですが、24 well plate全部に播種し終わった時点でもう赤(ピンク)に近い感じです。
> 継代後する際には、翌日にはオレンジに近い色に戻っているのですが、24 well plateに播種すると翌日にも色が赤っぽい感じです。
代謝によって酸性に傾いた状態をベースに考えていますね。
オレンジに戻ったんじゃなくて、通常大気平衡下(普通の培養条件よりCO2濃度が極めて低い)ではアルカリに傾いて赤紫の培地が代謝によってオレンジになるんです。
通常条件でまいたとき朱色だったのが培地交換せず増やし過ぎたら黄色になるのと同様です。
コーティングの変質でなく至極当然のことです。
> 今後もこのようなトラブルが起こると考えると、CO2インキュベーターを使用した方がいいと思いました。
> CO2インキュベーターの導入を検討いたします。
それができるならそうした方が良い。
あまり使われていない手法を使うならそれを選ぶ理由や妥当性の説明が必要ですから。 |
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