マウスの肝臓や小腸を1%Triron X100を含むlysis bufferでlysisを行い、遠心し、その上清にSDSサンプルバッファーを加え、95度、3分の煮沸を行いました。その後の保存に関して質問させてください。
私は-20度で保存しています。凍結融解は4回ほど行ったかと思いますが、4回目で以前見えていたバンドが出なくなりました。
以前見えていたのでポジコンとして使用したかったのですが、この原因を後学のために知りたいです。
可能性として2点あり、
1. -20度の保存ではタンパク質の分解がSDSで変性させていたとしても進んでしまう。
2. 保存温度は問題ではなく、4回も凍結融解すればタンパク質は壊れてしまう。
を考えています。
もし1であれば今後-80度の保存をしていかなくてはいけません。ただ、-80度に保存する場所を工面しなければなりません。
2であれば分注することで複数回の凍結融解は回避でき、今度も-20度での保存を行おうと思っています。
-20度のフリーザーは開け閉めが多く、想像以上に凍結融解が繰り返されているのかもしれませんが...
ご教示いただけますと幸甚です。 |
|