paired(対応のある)とは、2群間で各個体が1:1対応している(同一個体など)のときに使う概念です。
例
paired:マウス4匹に同一個体で薬剤投与前・後の遺伝子Aの発現を比較する
unpaired:マウス8匹を4匹ずつに分け、投与群とビークル群間で遺伝子Aの発現を比較する
なので、
>ある細胞株に対して、薬剤Aとvehicleを添加して2群間で特定の遺伝子発現を比較する場合
⇒unpaired
>同一マウスに薬剤またはvehicleを投与した場合
⇒paired
となります。
ただ、印象として同一マウスにビークル投与⇒薬剤投与はあまり実験系として適切ではない(ビえnークル投与が薬剤投与に影響を及ぼす可能性)ので、上記の薬剤投与前後の比較か、ビークル群と投与群を別個体で実施する方が一般的だと思います。 |
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