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ΔΔCt 法による有意差検定について
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No.9655-TOPIC - 2021/05/03 (月) 16:01:57 -
PCR 太郎
qRT-PCRの結果をΔΔCtにより算出したのですが, 数値には2倍以上の差はないものの, t 検定においては有意水準が出るデータに関してはどのように扱えばよいのでしょうか?
私の認識ではこの方法だと相対値に2倍以上の差がなければ有意差はないと思っているのですが, 検定で有意差が出てしまっており, どう判断したらいいのか迷っています。
知っている方がいましたら, ご享受頂けると幸いです。
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(無題)
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No.9655-8 - 2021/05/04 (火) 02:03:49 - おお
統計的有意であるが、生理的に意味のある差かどうかはわからないということでいいのではないかな。
2倍以上というのは2^-ΔΔCtで考えたときということですよね。要するに1サイクルで2倍になるわけだからそれ以上小さい場合は信用できないと言う考えですか?それならばそうでもないようで、1.2倍違えば有意差が出せると聞いたことはあります。
いろいろな状況から考えて上がっている(または下がっている)ということが推測されて、1.2倍で有意差がつけばまあそれはそれでいいだろうという判断もありえると思います。逆になんの因果もなくいろいろ調べている段階で1.2倍だと意味があるのだろうかと立ち止まることもしばしばだと思いますし、そういう場合はもっと差が出ているものからという意識が働くでしょう。
不思議なもんでノーザンとかやってた時代は生理的な意味を言うには5倍、10倍変わらないとあまり信用に値しないとか、、、
(無題)
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No.9655-7 - 2021/05/03 (月) 23:08:45 - qq
こういうときは、
ΔΔCtが0であるということの検定なのか、それとも、
2^-ΔΔCtが1であると言うことの検定であるのか?
どちらなんでしょうか?
二つの仮説で出てくるt検定のp値は変わりますね。
それともそれとは別の仮説なのかな?
(無題)
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No.9655-6 - 2021/05/03 (月) 17:46:14 - asan
>私の認識ではこの方法だと相対値に2倍以上の差がなければ有意差はないと思っているのですが, 検定で有意差が出てしまっており, どう判断したらいいのか迷っています。
下で述べたことを前提でいうなら、全く同じ実験をやって差がない"ハズ”のものに2倍の差がでてるということはそれだけノイズを含んだ結果ということですので、何かしら実験方法に問題があると考えるしかないです。つまり、生物学的に変わらないハズの条件で差が出てしまってるような方法、実験をふまえて結論をだすことになるので、それだけの誤差を含んだ実験結果ということになるでしょう。
すくなくともqPCRでddCT法は(やり方は本来のものと比べて色々あるのでなんとも言えませんが)、丁寧にやれば2倍もノイズがでるような原理のものではないです。
(無題)
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No.9655-5 - 2021/05/03 (月) 17:42:12 - asan
>私の認識ではこの方法だと相対値に2倍以上の差がなければ有意差はないと思っているのですが, 検定で有意差が出てしまっており, どう判断したらいいのか迷っています。
2倍なら優位で1.9倍なら優位じゃないというのは統計的には無意味な議論です。
ddCT法だろうがなんだろうが統計的計算には関係ありません。
更に言えば、
t検定などで、帰無仮説を棄却できる有意差水準を(例えばp<0.05)とかにした場合にそれを満たさなかったかどうかが生物学的に無意味か意味のあるものかをきめてるのは勝手な人間様の都合です。逆もしかりです。ただ、論文を書いて科学的に実証する以上、なにかしらの基準を設けないときりがないので、慣例的なものだったり、その研究で妥当な水準を”定義”してるにすぎません。
もうちょっと頭を柔らかくして、自分がやってることの本質的な意味を踏まえてやった方がいいです。
(無題)
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No.9655-4 - 2021/05/03 (月) 16:41:41 - s
統計的な有意差があったら、必ず取りあげないといけないということはないです。より差がある現象(厳密には効果量が大きい現象)に比べて優先順位が低いとか、生物学的な興味が小さいというdiscussionによって(事実上)無視することは普通です。逆(統計的有意差がない現象を生物学的な意味があると言いはる)はまずいですが。
あと、通常の統計的仮説検定で差がないことは言えないです。
(無題)
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No.9655-2 - 2021/05/03 (月) 16:16:38 - s
> 私の認識ではこの方法だと相対値に2倍以上の差がなければ有意差はないと思っているのですが,
どうしてそう思っているのですか? ラボ伝承?
ΔΔCt 法による有意差検定について
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No.9655-1 - 2021/05/03 (月) 16:01:57 -
PCR 太郎
qRT-PCRの結果をΔΔCtにより算出したのですが, 数値には2倍以上の差はないものの, t 検定においては有意水準が出るデータに関してはどのように扱えばよいのでしょうか?
私の認識ではこの方法だと相対値に2倍以上の差がなければ有意差はないと思っているのですが, 検定で有意差が出てしまっており, どう判断したらいいのか迷っています。
知っている方がいましたら, ご享受頂けると幸いです。
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