ATCCより購入した接着型PC12(CRL-1721.1)を培養していましたが、あるときすべての細胞が剥離し浮遊してしまいました。
培養条件は、
培地:Ham's F-12K, 2%P/S, 5%HS, 2%FBS
容器:100mmディッシュ(PLLコート)
播種密度はその時々によってまちまちでした。コンフルになってから2日ほど放置したこともあります。
パッセージは購入時がunknownでしたので正確にはわかりませんが、+16世代目で上のような状態になっていました。
もともとPC12は浮遊細胞とのことなので、培養中に性質が浮遊型に変わってしまった...なんてことがあるのでしょうか。
培地組成はATCC推奨よりも血清が3割ほどの濃度でしたので、そのせいもあるのでしょうか。
当方細胞手技は不慣れで(組織内で初めて培養を開始しています)、何か関連情報をご存知の方にご教授いただければ幸いです。よろしくお願い致します。 |
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