いつも勉強させて頂いております。お伺いさせていただきます。
現在行っているラット神経細胞の初代培養で、P35ディッシュ(コーニング)に12o丸カバースリップ(SUPERIOR MARIENFELD, 111520)を敷き、0.01%PLLでコートして細胞を播種しております。細胞接着・発育をみておりますと,プラスチックのディッシュの底と比較してカバーガラス表面上では接着が明らかに悪い状態となっております。カバーガラスの前処理は、滅菌水で超音波洗浄30分、99%ETOHで15分洗浄し、再度滅菌水にくぐらせたのちにろ紙上で風乾させて、乾熱滅菌しております。
以前に松浪の丸カバーガラスを使用しているときと比較(同じ前処理・コート)して明らかに接着が悪い印象です。SUPERIOR ROSENFELDのサイトではガラス同士がくっつかないようにコートをしているとの記載があり、そちらも気になっております。
細胞の種類により一概に論じてはいけないとは思いますが、皆様、類似のご経験やその時のご対応、推奨の前処理やメーカーなどご教授いただきたくお願いいたします。 |
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