Mont様
御意見をありがとうございます。
私達は、そちらの皆様ほど、頻繁に使うわけではないのですが、
次のように感じています。
(1) 電極、といいますか、カセットの外側の接点のサビ対策は、
おっしゃる通り非常に重要で、最近は、イノプロで拭いたりしています。
ただし日本では、このあたりの販売時の注意喚起は、初めて買ったときは
営業マンから全く無かったです。
バイオラッドに故障の修理の相談したら、初めて、説明しだしたと
受けとめています。
(2)本体側の接点は、バイオラドも構造の上での問題を認識しているらしく、
構造の変更を二回したようです。
初めて買ったモデルは、コリャすぐにダメになるに決まってるじゃん、
という構造です。
接点の部品交換には、50,000円ぐらい請求されました。しかも、最新の構造になるのではなく、一つ前の古いものに交換されるだけです。
なお本体側の接点には、バイオラッドが販売する、クリームを、長い綿棒のようなもので月に一度は塗ることが推奨されています。
(3) 日本では、カセットにヒビが入っても、無償交換はありませんでした。
保証期間が何年かわかりませんが。
カセットの交換は、一個、90,000円ぐらい請求されました。つまり、カセット2個交換するぐらいなら、新品買いなおした方がいいとなります。
(4) ヒビ割れたカセットは、捨てるのは、しのびないので、プラスチック用で耐熱性の強力接着剤で治してみました。 実際にはまだ使っていませんが、使えそうです。
(5) 接点のサビは、接点復活スプレーというのを使うと、侵食が少ないうちは治せそうです。
(6) カセットの素材は、FRPかなと思いますが、そもそも熱や高塩濃度に対して、そんなに耐久性はないのではないかと疑っています。これが、保証期間切れたころに、壊れる理由だと疑っています。
そして、このあたりが、日本のメーカーの方がよいのではないかと思う理由です。
Atto の欠点は、既製品ゲルのウェル数が、バイオラッドのミディよりも少なそうな点です。既製品の転写パックも、色々 充実してくれれば乗り換えできるけど、このあたりが、ウェブを見ていて気づいた弱点になりそうです。たぶん日本以外では販売していないだろうから、商売は大変だろうなと思いますが。 |
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