>[Re:10] 一言さんさんは書きました :
> 薬剤投与前の右手 vs. 薬剤投与後の右手
>
> これも比にしてはいけないのですよね?
>
これは薬剤投与前の右手の値を1として処理はできると思います。
統計的処理はOne sample T testを使うということになるかと思います。実はこの計算方法はPaired T testと変わらないので、薬剤投与前の右手 vs. 薬剤投与後の右手の実測値でPaired T testでもいいとも言えます。実測値を提示できるという意味では後者のほうが透明性があるかな。
追加で言うとすれば、右手と左手で普通さがないものであって片方の手の処理がもう一方に及ばないなら質問で書かれたやり方はありです。なので絶対はないです。その時も左手を1にしてOne sample t testは可能です。ただ実測値はデーターとして意味を持ちますのでPaired T testのほうが透明性が高いと思います。
検体を取る事によってあなたの考えている事象に影響があるなら、薬剤投与前の右手 vs. 薬剤投与後の右手は成り立たないし、時間(日など)によってベースラインが大きく変動するときも然りです。
色々見極めてから実験をデザインするほうがいいのではないでしょうか。 |
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