> 根本的なところを指摘すると、まず本来の統計の使い方をしているわけではないです。
おっしゃる通り、事前に適切なn数を決めていないうえにn=3とか4の統計なんてあんまり意味ないんですよね。逆にnが数百くらいの細胞数で、かなり微妙な差をp<0.05だから有意差ありとしてくる論文もあって、そういう使い方ならp値なんか出さないほうがいいのではと時々思います。生物の結果は事前に予想が難しく、最初から統計方法を固定するわけにもいかず難しいところです。
> 再現性をしめす一つの目安として、統計を代用しているだけです。3回やってほぼ同じ結果になってますということを示すツールです。
それくらいの位置づけならよいのですが、実際にはやけにp値の値にこだわってくるレビューアーは時々いますし、p値は再現性ではなく、その事象が有意かどうかの指標として扱われることが多いのではないかと思います。とはいえ様々な出版社が指針を出したりして少しずつ良くなっている印象はあります。
二峰性分布のデータでもt検定をやってみると有意になったりもするのですが、そもそも統計手法として適切ではないのではと思っておりました。
色々書きましたが別にp値が悪いわけではなく、扱えるデータが膨大になった現在、統計自体の重要性は増していると思うので、適切に扱えるように勉強していきたいと思います。もともとのトピ主ではありませんが、横からのコメントにお答えいただきありがとうございました。 |
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