いつもお世話になっております。
当方、DH5aのエレクトロポレーション用のコンピテントセル作製に手間取っており、プロトコルなどに問題がないかなどご教授願えないかと思い、トピックを作成させて頂きました。
一度作製したのですが、形質転換効率が10^6 cfu/ug以下でした。
ケミカルコンピはネットでよくプロトコルが書いてある一方、エレクトロコンピは操作が単純からなのか、全く見かけることができません。
よろしくお願いいたします。
それでは、プロトコルを書きます。
・DH5aのコロニーをLB液体培地3mlに植菌して培養(37℃, 150rpm, 16h)
・培養後の菌体液1mlをLB液体培地100mlに植菌してOD600が0.6ほどになるまで培養(37℃, 150rpm)
培養時間は2〜3時間です。
・OD600が0.6ほどになったら、培養していたフラスコを氷上で静置(10min)
・50mlチューブ×2に菌体液全量を移して、遠心(4℃, 5000rpm, 10min)
・上清を除去し、ice-cold滅菌水を加えvortexで懸濁して遠心(4℃, 5000rpm, 5min)
この滅菌水でwashする操作を3回行いました。
・3回目の遠心後の上清を除去し、20mlのice-cold 10%グリセロールを加えてvortexで懸濁後、50mlチューブを1本にまとめて遠心(4℃, 5000rpm, 10min)
・上清を除去して1mlのice-cold 10%グリセロールを加えてvortexで懸濁
・-30℃で冷やしておいた1.5mlチューブに50ulずつ分注して液体窒素に入れることで瞬間的に凍結
・-80℃で保存
以上になります。
なにかおかしい点などがあればご教授頂ければ幸いです。
重ねてにはなりますが、よろしくお願いいたします。 |
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