細胞の中で自然に生じたタンパク質の凝集体が目視で観察できるくらいのサイズだとしたら例外的に巨大な凝集体だと思いますが、ちょっと考えにくいです。凝集体同士がさらに集合してスーパーコンプレクスを形成したとしても、それなりの量の小さい凝集体がいるので、たぶんそれもないかなと。で普通にかんがるとたぶんデブリスだろうと思います. 細胞が調子が悪かったり、培養条件が合わなかったり、コンフレントのまま長く放置してたりすると増えます。細胞の残骸ですので核だけとか特定の細胞成分だけみたいに綺麗に分かれて浮いてるわけではありません。例えば核の一部に細胞骨格がくっついてそれに細胞膜の一部もくっついてDNAも少し混じってたりみたいな感じで極めてヘテロなものです。いろんなものがいろんな割合で混じった混合物ですので、それ自体を分画して調べる対象として適切なものかどうかはわかりません。
ただ1つだけ留意したほうがいいのは、クロマチン などの核成分やミトコンドリアが細胞死に際して能動的に細胞外へ放出される現象は一部の細胞で観察される場合があります。細胞が調子悪くてというのとは別で、これ自体は生物学的にも色々な意味があります。目で見えるかどうかはわかりませんが、IIFでは観察できます。 |
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