よろしくお願いします。私はニコンの80iというepi-fluorescence顕微鏡を使って、Alexa Fluor 488やCy3そしてDAPIで染めた培養細胞を観察し、写真を撮っています。
この度、コンフォーカル顕微鏡で綺麗な画像を撮ることになり、技官さんからここのコンフォーカルはDAPIは使えないから代わりにTOPRO3で染めてくださいと言われました。またその技官さんはDAPIがあってもコンフォーカルでは問題ないから、Alexa Fluor 488、Cy3、DAPI、TOPRO3の4色で染めたものを用意して、きちんとAlexa Fluor 488、Cy3、DAPIが染まっているかは80iで確認し、それが確認できたらコンフォーカルでAlexa Fluor 488、Cy3、TOPRO3を撮りましょう、となりました。
ところが問題がありまして、80iで観察するとCy3のアクチンを見たいのに何故か核も染まっています。
原因を探ったところ、TOPRO3がCy3と一緒に80iでは検出されていました。ただこのサンプルをコンフォーカルに持っていくと、きちんとAlexa Fluor 488、Cy3、Topro3で分離できました。なぜこのようなことが起きるのでしょうか。
Cy3の励起波長、蛍光波長はともに550、570です。
Topro3の励起波長、蛍光波長はともに642、661です。
これらのことから、80iのCy3を見るためのフィルターは570 nm以上の蛍光波長であればなんでも検出してしまっているのではないかという可能性にたどり着きました。この場合、どうにか80iでもCy3とTopro3を分離する方法はありますでしょうか?
わかりづらい文章になっているかと思います。すみません。
どうかよろしくお願いいたします。 |
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