最近のジャーナルでは、論文のところに data availability statements というのを付けることがありますね。その場合は、どのような条件で著者がデータを提供するかがあらかじめ示されています。
ありがちなのは "Data are available from the authors upon reasonable request" みたいな表現だと思います。 reasonable の部分がケースバイケースのあいまいさを残していますが。
遺伝情報などでも、当該論文の根拠として必要なデータであれば、公開の義務があると思います。そうでなければ、義務はないと思います。別の論文のデータになるかもしれませんし、その場合は公開できないですね。
結論としては、「自分の要求が reasonable と思われる場合には、著者にコンタクトしてみる」が正解かと思います。 |
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