>[Re:12] Atailさんは書きました :
>
> ところで、TF試薬によるかと思いますが、培地中に添加されたDNAは、培地交換しない限りいつまででも取り込まれ得るのでしょうか?(TF後新たに生じた細胞が新たに培地中のDNAを取り込むことがあるか、ということです。)
PEIはあまりしよう経験がありません。トランスフェクション試薬を入れっぱなしにするというプロトコールは最近増えてきていますね。おそらくトランスフェクションし続けることによって効率を上げたいということだと思いますがどれくらいよくなるのかなどはよくわかりません(じっさいにその手の試薬の売り文句として、毒性が低く長時間のTFが可能などとかかれて、TF試薬が入っている限りトランスフェクションは絶えず起こっているような印象を与えるような書き方をしています)。
よく入る細胞では数時間からオーバーナイトでバイチをかえてもじゅうぶん入っていることも多いというのはあるとおもいます。
>
> また、今後細胞周期阻害剤やシグナル伝達系阻害剤、修飾核酸標識などを行う予定ですが、TF試薬との共存がまずい例も存在し得るのでしょうか?
293Tなら抜いても十分発現が維持されているんじゃないでしょうか(48時間後ぐらいまでなら)。しかし細かいことになると実験で使うもの、見るものによってどのように影響するか分からない面もあるとおもいます。ご自身の系で確かめるのがいちばんかと。
私の感触では293で若干の増殖のスピードが落ちるという感触はあります。 |
|