細胞数を完璧に揃える必要はありません。違いすぎなければ大丈夫なことが多いです。
一方、一番重要なのはサンプル間で抗体の濃度に差がないことです。
細胞数の違いといっても程度があり、例えば 10^7ヶと10^8ヶとでは体積が大きく違ってきます。すると、同じ濃度の抗体液を加えても終濃度が変化してしまいます。したがって、抗体液の液量を減らすほど、細胞数の影響が強くなります。1mLなら問題なくても100μlなら細胞数の影響を受けるかもしれません。
ですから、細胞数をある程度そろえるというのは堅実なやりかたです。それが面倒な場合は、抗体液の量を増やせばいいです。ただしお財布との相談にもなりますけれど。 |
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