>2) また糖鎖については小胞体もおしくはゴルジ体との記述を多々みますが、HbA1cはどうして糖化する必要があるのでしょうか?
glycosylationとglycationを混同しているのでは?
glycosylationは(大抵の文脈では)糖鎖付加の意味(広義にはglycationの意味もあるようだが)
glycationは糖化反応。HbA1cのはこっちのこと。糖化反応はすべてのタンパク質(アミノ基を含む物質)で起こりうる。グルコースやフルクトースなどもつアルデヒド基が、タンパク質のアミノ基と反応(アミノカルボニル反応、メイラード反応)することにによって付加する。glycationはタンパク質の劣化、「老化」をもたらす。糖尿病なんかでHbA1cに着目するのは検査に適しているタンパク質だから。 |
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