やってみると悪くなかったという経験だけです。
HEPES-NaでCO2フリーで培養する件は、昔のJCRBのウェブページに高岡先生の記述があります。( cellbank.nibiohn.go.jp/legacy/indexpractice.htm の、培地の話>CO2の意味、CO2トリック、AH601)たいそう古い話です。
5%CO2環境であれば、+炭酸水素ナトリウムでもHEPES-Na緩衝液入りでもpH維持に大きな問題はないだろうと思います。
5%CO2環境でHEPESオンリーだと、指摘されるような問題が発生しそうだとも思います。それと同じこと(というか逆のこと)が、CO2なしの環境に晒すと発生しそうだなと、思いませんか?
私は、以下の一点に尽きると思います。
つまり、pHを測定すれば済むことですから、使用者さんが実測して決定すれば良いことだと思いま。
質問者さんは、調整済みのボトル培地ではなく炭酸水素ナトリウム不含の培地をご使用でしょう。粉末培地を使っているのであれば、pHは最初弱酸性になっていると思います。そのままHEPES-Na添加だと、pHを上げるのに大変かもしれません。炭酸水素ナトリウムを使わないのであれば、NaOHか何かである程度pHを戻したところに、HEPES-Naを入れる方が良いと思います。 |
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