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抗体凝集体の除去カラム
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No.9275-TOPIC - 2020/11/03 (火) 23:56:19 -
こ
いつも勉強させてもらっています
モノクローナル抗体の製造にも関わる質問なのですが、凝集体の除去はどうやって行っているのでしょうか?
以下、散文ではありますがいろいろ調べた上での疑問を書かせていただきます
ゲルろ過は一度に流せる量が少なく製造には不向きだと聞きました。ハイドロキシアパタイトが使われていることもあるそうですがここの原理も正直ピンときていません。
なによりアパタイトが一般的になる前まではどんなカラムを使っていたんでしょうか?
一応メンブレンフィルターで除去していたという話も聞いたことはあります。ただ同時にイオン交換で除いていたという話も聞きます。
単量体と凝集体は等電点などが似通っていて分離し難いはずなのですが、それでも無理やりやっていたということでしょうか?また陽イオンまたは陰イオン交換のどちらで行うかなど、抗体精製におけるスタンダードはあったのでしょうか?
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No.9275-9 - 2020/11/08 (日) 12:30:15 -
こ
遠心分離はしています
同じ試料をチャージ有り無しのフィルターに通して凝集体量に差があった場合、チャージ以外に考えられる要因はありますでしょうか?
(無題)
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No.9275-8 - 2020/11/08 (日) 04:55:47 - あの
もちろん、遠心分離していて、その後のことですよね?
(無題)
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No.9275-7 - 2020/11/07 (土) 20:44:15 -
こ
観察目的ではないですね
例えばの話ですがですが、一般的なフィルターろ過を行った抗体と比較し、チャージを持ったデプスフィルターでろ過した場合は凝集体含有量が減少したとします。
この要因がチャージに起因するものか(イオン交換と同様の原理で説明できるのか)文献等から判断したいということです。
凝集体では等電点が一様に下がる、または上がる
→そのためイオン交換で分離可能。のように、、、です
フィルターポアサイズは同等です
(無題)
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No.9275-6 - 2020/11/07 (土) 00:32:12 - おお
観察目的ですか?Blue NativeとかNative電気泳動とか使えないでしょうか?
(無題)
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No.9275-5 - 2020/11/06 (金) 23:34:35 -
こ
こちらの背景を書いていませんでした
今回凝集体を除きたいというわけではなく、ある処理によって凝集体が見かけ上少なくなったので、既知の凝集体除去原理(イオン交換等)で説明できないかと思いこちらに相談しました
(無題)
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No.9275-4 - 2020/11/05 (木) 06:00:40 - おお
ほんならUltrafiltrationの300,000 MWCO とか1,000,000 MWCO 使ってみる?
(無題)
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No.9275-3 - 2020/11/04 (水) 23:15:49 -
こ
おおさん
ご回答ありがとうございます
アパタイトはバイオラッドが示しているように低濃度リン酸かつ塩グラジエントで分離できるというのは理解しているのですが、どうしてもイオン交換での分離原理(等電点の異なる種々の抗体にも一様に応用できるかなど)が理解できず、このような質問をさせていただきました。
やはりサイズの変化による影響もあるのでしょうかね
ここまで研究が盛んな分野であれば凝集体の分離手段については簡単に見つかると思ったのですが、、
もう少し調べつつほかの方の回答もお待ちしております
(無題)
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No.9275-2 - 2020/11/04 (水) 01:15:08 - おお
何がもともとポピュラーだったのかなど詳しくは知りませんが、イオン交換やハイドロキシアパタイト(HAP)はよく使われるようです。両者とも電荷による相互作用の吸着を利用しています。HAPはCa++親和性も吸着の要因になりえます。
>等電点などが似通っていて分離し難いはずなのですが、
YesでもありNoでもあると思います。凝集体はカラムのレジンがアクセスできる場所が限られたりしてイオン交換ゲルとの親和性が変わったり、多数の分子が塊になることで電荷による相互作用が強くなったりする可能性があります。おそらくカラムで複数のピークが出ることでそれぞれのピークを調べてみるとあるものは凝集体であったという結果を利用しているのかもしれません。
私がむかし大腸菌からリコンビナントはイオン交換で精製したけどどうもアグったものも一緒に出てきているようでした。
https://www.bio-rad.com/webroot/web/pdf/psd/literature/Bulletin_6439.pdf
抗体凝集体の除去カラム
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No.9275-1 - 2020/11/03 (火) 23:56:19 -
こ
いつも勉強させてもらっています
モノクローナル抗体の製造にも関わる質問なのですが、凝集体の除去はどうやって行っているのでしょうか?
以下、散文ではありますがいろいろ調べた上での疑問を書かせていただきます
ゲルろ過は一度に流せる量が少なく製造には不向きだと聞きました。ハイドロキシアパタイトが使われていることもあるそうですがここの原理も正直ピンときていません。
なによりアパタイトが一般的になる前まではどんなカラムを使っていたんでしょうか?
一応メンブレンフィルターで除去していたという話も聞いたことはあります。ただ同時にイオン交換で除いていたという話も聞きます。
単量体と凝集体は等電点などが似通っていて分離し難いはずなのですが、それでも無理やりやっていたということでしょうか?また陽イオンまたは陰イオン交換のどちらで行うかなど、抗体精製におけるスタンダードはあったのでしょうか?
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