一部海外サイトも何も、Lysotrackerは特定の製品の名前なので(いくつか特性のことなるバリアントが用意されているにしても)、特性に関しては供給元の能書きに記載されているわけだが。
生きている細胞は能動的にライソソームの内部のpHを下げている。Lysoptacker低pHに集積するようなprobeだったと思う。もちろん細胞が死ねばpH勾配は失われるので染まらない。しかし、生きているうちに集積したLysotackerはアルデヒドで固定できるので、培養中に染色したものを固定して観察することはできる。
つまり染色するには細胞が生きた状態でLysotracker存在下、ある程度のあいだ培養できなかればならない。それが達成できるような材料、方法であれば組織を染色することも可能だろう。
少なくともショウジョウバエから解剖摘出した組織では前例がある。 |
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