肺組織の場合、通常の浸漬固定ではどうしても固定が不安全になり良好な切片ができないような気がするのですが現状で問題ないですか。肺の場合は、肺門のところから気管支を介して固定液を注入して組織全体に肺胞まで固定液を十分行き渡らせてから適当なサイズの組織編に切ってそれを浸漬固定したりとかしてました。
免疫染色を予定してるならアルデヒド系の固定の場合4℃で24時間がmaxと思います。それでもたぶん多くの場合antigen retrievalが必要にはなると思います。エタノールは長く入れてても免疫染色には支障でないとは思いますが、硬さとかが変わって良好な切片が作りにくいかもしれません。
ホルマリン固定後はPBSに入れて包埋するまで4℃で保存してる人は周りでも時々見かけますが、それで問題が起きたということは聞きません |
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