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透析後の塩酸グアニジンの定量方法 トピック削除
No.9173-TOPIC - 2020/09/23 (水) 16:32:56 - 名無し
現在、タンパク質に塩酸グアニジンを加えて変性させた後、
透析を行って塩酸グアニジンを取り除くという実験をしています。
透析で取り除いた後、本当に塩酸グアニジンを除去出来たか確認出来る方法はありますでしょうか?
 
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No.9173-11 - 2020/09/28 (月) 13:00:26 - 名無し
皆様たくさんのコメントありがとうございます。
透析膜の説明書には2〜4時間の透析が必要と書かれていたので
2時間程度に透析時間を延ばせないか等検討してみようと思います。

各種測定方法も調べてみます。

(無題) 削除/引用
No.9173-10 - 2020/09/26 (土) 02:20:28 - dfgh
急激に変性剤を抜くとタンパク質はリホールディングに失敗して凝集沈殿することが危惧される。透析でゆっくり濃度を下げていくことは正しくリホールディングさせる上では重要かもしれない。

(無題) 削除/引用
No.9173-9 - 2020/09/25 (金) 02:19:47 - おお
あ、もっと時間的に確実なのは脱塩カラム(G-25など)を使うことだと思いました。

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No.9173-8 - 2020/09/24 (木) 12:44:58 - おお
一時間ぐらいなら透析よりも限外濾過とかもう少し積極的なやり方がいいのかもしれませんね。

(無題) 削除/引用
No.9173-7 - 2020/09/24 (木) 12:40:59 - G25
絶対定量する必要がないなら、透析液を交換するたびに、サンプル溶液のOD260だか230だかをモニターしてそれ以上、下がらなくなったら(あるいは外液の吸光度が上がらなくなったら)、底を打ったと判断する。

呈色反応を行って吸光度で定量する方法もあるようだけれど、
https://www.google.com/url?sa=t&rct=j&q=&esrc=s&source=web&cd=&ved=2ahUKEwjYkrLH7IDsAhVCc3AKHYgBDykQFjAAegQIBRAB&url=https%3A%2F%2Fwww.jstage.jst.go.jp%2Farticle%2Fnikkashi1898%2F63%2F5%2F63_5_799%2F_pdf%2F-char%2Fja&usg=AOvVaw2-o9gHznD5tr31282Bi9fP

無機夾雑物の干渉については検討があるが、タンパク質など有機物が干渉するかどうかは不明。結局、透析しながらモニターして、変化しなくなったところを底と判断するしかないか?

(無題) 削除/引用
No.9173-6 - 2020/09/24 (木) 10:12:00 - qq
電気伝導度を測定するとよいのではないでしょうか?

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No.9173-5 - 2020/09/24 (木) 09:38:55 - さく
どんな物でも、「存在していた物質がなくなった(0になった)」証明というのは非常に難しい難題と考えます。どんな試験系でも検出限界は存在しますので。

おおさんの言われるように、例えば塩酸グアニジンの各濃度(1mM,5mM,10mM,20mM…)を自力でつくってSDSに混ぜ、沈殿が確認出来る(数値化するなら吸光度で測定出来るのかな?よく懸濁すれば…?)でざっくりとした混入度を見ることは出来るような気がします。

透析時間が1時間しかないなら、ちゃんと問題が無い程度に透析できてるのかなぁ?というのは私も疑問に思います。外液や膜サイズにも依ると思いますが。
聞いている立場であれば当然の疑問と思いますので、0の証明ではなく、その後の実験系に影響が無い程度の残濃度だろうという説明出来れば良いですね。

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No.9173-4 - 2020/09/24 (木) 09:12:35 - 名無し
コメントありがとうございます。
実験の都合上、透析にかける時間は短い方が良く
1時間程度の透析でも平衡状態に達して塩酸グアニジンを取り除けるのか?
残っている塩酸グアニジンの濃度を定量化する方法はあるのか?という
指摘を受けたため、塩酸グアニジン濃度を定量化する方法を探しておりました。

(無題) 削除/引用
No.9173-3 - 2020/09/24 (木) 05:34:30 - おお
ちょっと厳密な数字がないので科学的ではないのですが、溶液の極一部をとり1%SDSと混ぜて沈殿が出るようであれば10 mMぐらいは入っていると思っていいと思います。
指摘があるように、基本透析の時間と外液の交換の回数でどれくらい取り除けるか理論的にわかりますので、それを指標に方法を決めればほぼ間違いないと思います。探せばあるはずなのですが、脱塩では4から6時間で外液と平衡に達するという感じだったかと思います(透析用膜を買えば多分何らかのインフォメーションがあるような気がしますけど)。もちろんいろいろなパラメーターが影響しますので絶対はないですけど。

測り方はいくらかあるとは思いますが、、、目的によっては必要なのかもしれませんが、、、
alkaline-oxidized nitroprusside ferricyanide (FCNP reagent)とかで調べると見つかるとは思いますが。。。

(無題) 削除/引用
No.9173-2 - 2020/09/24 (木) 00:24:19 - 2
GnHClが除去できたことを調べるのが目的でなくて、変性タンパク質の再生を調べるのが主たる目的と思うので、再生すればそれでいいのではないでしょうか。GnHClは低分子量なのでその濃度は外液の総量に比例して低下します。例えば10mlのサンプルを1Lの外液に透析すれば平衡状態に達した時点で1/100の濃度まで下がります。外液を新しく変えてまた1Lに透析すればはじめの濃度の1/10000まで下がります。平衡状態に達するには4〜6時間程度要します。GnHClはKClと合わないので(濃度によるが沈殿が生じることがある)、透析外液はPBSなどは避けたほうがいいかもしれません。GnHClが変性作用を示すのは6Mとかの飽和ギリギリのかなり高濃度であってmMレベルではそうした作用はないです。ですので、別に頑張って0Mにしなくてとある程度まで濃度を下げれば再生するものはすると思います。

透析後の塩酸グアニジンの定量方法 削除/引用
No.9173-1 - 2020/09/23 (水) 16:32:56 - 名無し
現在、タンパク質に塩酸グアニジンを加えて変性させた後、
透析を行って塩酸グアニジンを取り除くという実験をしています。
透析で取り除いた後、本当に塩酸グアニジンを除去出来たか確認出来る方法はありますでしょうか?

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