ある真正細菌の増殖曲線を書くために、経時的に培地から培養液をとりDAPIを用いて染色、
フィルター濾過、蛍光顕微鏡でカウントしています。
しかし、同じ培養株をカウントしているにもかかわらず、
温度、経過時間によってDAPIでの染色されかたが異なり、正確にカウントできず困っています。
具体的には、細胞全体が青白く蛍光する場合(普通の状態だと思います)と、
細胞の両極にそれぞれひとつずつある小さな顆粒が蛍光する場合です。
後者では、細胞壁らしき区切りがはっきり見える場合は1細胞だとカウントできるのですが、
その細胞壁らしきものが見えなければ、どれを1細胞とカウントしていいのか分からず、
正確に計数するのが難しい状況です。
フィルター濾過時の吸引速度、DAPI量の増減を行いましたが、いまいち傾向をつかむことができていません。
微生物実験の基本的操作のため失敗例が少ないのか、情報が乏しくどう対処すればいいのか困っています。このような経験がある方、原因、対処方法をご存知の方がいらっしゃいましたら教えていただければ嬉しいです。
よろしくお願いいたします。 |
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