いつも勉強させて頂いております。
この度レポータープラスミドに関してご助言を頂きたく投稿させて頂きました。
とある遺伝子Aのプロモーター領域をレポーター遺伝子に組み込みました。
この遺伝子は薬剤Bの刺激で転写がおこる領域です。
レポータプラスミドの作り方がわからなかったのでPromegaのサイトを参考にしました。Promegaのサイトを見ますとレポータプラスミドの作り方として下記のように記してあります。
Typically, researchers will choose between a promoterless or a minimal promoter vector. Both options with no insert (empty vectors) can provide the desired low basal level of background reporter signal, but the signal will vary depending on the cell line and transfection conditions. If your sequence of interest is expected to just enhance transcription, you may need to use a minimal promoter vector to achieve a basal signal above background. If your sequence of interest is a promoter region and has all the necessary components for basal transcription, the promoterless vector will likely be suitable.
Minimal promoterが要るか要らないかが分からなかったので、Minipromoterが有り、無しのプラスミドを2つ作りました。
つまり
遺伝子Aプロモータ+Minimal promoter + GFP
あるいは
遺伝子Aプロモータ + GFP
の構造になっています。
細胞にトランスフェクションしたところ薬剤Bの刺激で両方ともGFPを発現しました。しかし遺伝子Aプロモータ + GFPの場合はバックグラウンドがかなり高く、刺激しなくてもGFPの発現がある程度見受けられました。
一方、遺伝子Aプロモータ+Minimal promoter + GFPの場合はバックグラウンドがほとんど有りませんでした。
どちらのプラスミドも使えそうですが、mini promoter有りの方がバックグラウンドが少ないため、こちらを使いたいです。
ここで質問なのですが遺伝子Aプロモータ + GFPのプラスミドがワークしているのに、あえてそこにMinipromoterを組み込んでいるのは変でしょうか?
Reviewerや論文の読者に変に思われるかな、と思ったのですが。
ご意見を頂けますと大変ありがたいです。
どうぞ宜しくお願いいたします。 |
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