グリセロールストックで保存して必要時にシングルコロニーから起こし直すと、発現しなくなるなど性質が変わってしまうことがよくあるようです。それを回避するため、未保存のカルチャーからスターターカルチャーを作成、小分けして冷凍保存し、必要時は小分けを一本まるごとをスターターとして本培養するといいらしい。
今回は、可溶性から不溶性になったということですが、タンパク質発現速度が大きくなると不溶化に転じる可能性があります。それが保存中に菌株の性質が変わったせいか、ほかの要因かはわかりませんが、とにかくスピードを下げるような措置をしてみては。
温度をもっと下げる。18℃から10 ℃くらいまで、
栄養の乏しい培地にする。例えばM9
など |
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