すみません。せっかくご説明いただいてあれなのですが、うちらのような平凡な研究者には文章が難しくてさらにわからなくなりました。私なりに頑張って解読してみたのでこれでいいかどうかご確認ください。(``割``が曖昧で、場所によっていろんな意味で使ってるようでそれが混在しているように思います)
``減少:多いので9割``=何度か繰り返し実験を繰り返す中で、もっとも減少したものは相対値として対照群の値1に対して実験群の値が0.1
``平均して2割``=何度か繰り返し実験を繰り返した結果、平均すると相対値として対照群の値1に対して実験群0.8
``増加:多くて2割``=実験回によっては時には対照群1に対して実験群 1.2 くらいの増加のこともあったが、平均すると大体対照群1に対して実験群1.1くらいの増加
``27中、6割減少で、1割増加``=実験を独立に27回やって、27x0.6=16.2回=16回は減少するという結果だった。(11回は増加または変化なしという結果だった) ただ、減少という結果を得た実験でも相対値として対照群1に対して実験群0.8くらいだった。
もしこんな感じで正しいければ、対照群と実験群には実際にはほとんど差異はなくて、試行回数を延々増やし続けた結果、たまたまどちらかに大きく振れた回も少ないながらあってそれに引っ張られてたまたま有意差ありになったという感じがして、そこのと自体に論文で議論するような生物学的な意味があるのかどうか考えると???+?と思いました。
``遺伝子を導入した群``とありますが、これはステーブルセルでやってるのですか、それとも実験ごとにその都度細胞にトランスフェクションしてトランジエントに発現させてるのですか。後者ならば、導入効率とか発現レベルの時間的な増減とか、毎回の実験条件を厳密にコントロールするのを困難にする要因が根底にあるような気がししますので実験系のデザインから全面的に再検討することが望ましいと思います。。 |
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