Realtime PCRの一般的な反応量は40〜50ulと一般的に書かれています。
私のラボでは試薬をケチるために20ulにしてますが、少なくすればするほど操作上ある程度の誤差が出やすくなると聞きました。
また逆に考えると、もし10ulでOKなのであれば、なぜ5ulやもっと少ない量ではいかないのかということにもなります。(もちろん20ulならOKという決まりも私は知りません)。
またそもそもRealtimeはある程度ブレるものなので、同じサンプルを3つ同時に測定し、その平均値を使用することは必要であるとも思います。(Nは1ということになります)
ちなみに増幅効率とは、ちゃんと1cycleごとに2倍になっているかとどうかということです。メルティングカーブがきれいなことは前提条件です。濃度存知のプラスミドや、濃度の高いサンプルを使用して、検量線を引けば分かるはずです。これが少なくとも80%以下では悪いプライマーとなると考えられています。 |
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