残った全細胞から抽出したタンパクを定量して、その総タンパク量で上清のELISAを補正してます。細胞内タンパク量が細胞量を反映するという考えです。手法も簡便ですし、24-wellくらいまでならバッファー量を調整すれば問題なく測れると思います。96-wellだとちょっと厳しいかもしれませんが、細胞数次第ですね。サイトカイン測定ですから、ソートするのはkupffer細胞とかでしょうか?数が取れない場合はちょっと難しいかもしれませんね。
サイトカインの発現量自体には2種のマウスで差がない事が分かっていれば、そのサイトカインの細胞内外での量を全部ELISAで定量して、細胞内外の比で表す形でも、分泌効率の差をみる事ができるように思います。発現量に差がある場合は、分泌タンパク量ではなくRNA定量や細胞内FACSの方が、特に数が取れない細胞の場合はやりやすいかもしれませんね。 |
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