組織のパラフィン包埋を手作業で実施することになりました。
これまでは
PFA固定(4℃、6h程度)→70%EtOH(4℃)
で止めて、包埋は業者にお願いしていました。これで免疫染色などでも特に問題は発生しておりません。
ただ、今後手作業でやるとなるとそれなりに時間が掛かるため、途中でo/nしたり、場合によっては週末を越したりということも出てくるかと思います。
そのような場合、プロトコル中のどの部分で止めるのがよいでしょうか。
また止めることによる弊害や、止められる時間(o/nなのか、2日なのか、それ以上なのか)、止める場合の温度など、教えていただけないでしょうか。
染色の種類や、抗体などに依存する部分もあるかとは思いますが……。
なお、想定しているプロトコルとしては、上記の固定後、70%EtOHで止めた組織を、以下のステップ各1hで行うつもりです。「細胞・組織染色の達人(洋土社)」を参考にしています。
80%EtOH @室温
90%EtOH @室温
100%EtOH ×3 @室温
100%EtOH + レモゾール(キシレン代替物) @室温
レモゾール ×3 @室温
パラフィン ×3 @65℃
→ブロック成型 |
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