かなり前のトピックになりますが、真琴さんに教えていただいた自作グラジエントNuPAGに自作Stain Free(2,2,2-Trichloroethanol (Final 0.5%))を加えて試してみました。結果、BioRadのChemiDoc Imaging Systemで、TGX-Stain Freeと同等のシグナルが得られました。比較実験をしたわけでは無いのですが、Loading controlとして使う分には実用上問題なさそうです。いろいろ教えていただき、ありがとうございました。
ちなみに同僚は通常のSDS-PAGEでCBB染色の代用として使用しています。感度はCBBと同等で迅速なのですが、キムワイプ(?)の繊維などのゴミがStain Freeと同じ波長で検出されてしまうようで、特にOHPフィルムなどを使ってゲルを移動させる場合、静電気に気をつけないとバックグラウンドが汚くなってしまうようですので、ご注意ください。
自作グラジエントNuPAGでのCBB染色との比較はしておりませんが、いい感じな印象です。
あくまでも”やってみた”程度ですので、確立された方法ではありません。どこに落とし穴があるかわかりませんので、その点、ご了承ください。
遅くなりましたが、せっかくですので結果の報告まで。 |
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