グルコースなどのオートクレーブで問題になる減少の一つは、アミノ酸などと反応するメイラード反応ですが、酵母の培養などではグルコースを混ぜた培地をオートクレーブしても増殖には影響がないと言われています。
メイラード反応はアミノ酸非存在化では起こらないので、単なるグルコース水溶液では問題はあまりないという人もいます。ただ何らかの分解は多少なりと起こるだろうから、それは他の試薬でも同様だけど、反応・分解物が影響するのかは気にしたほうがいいのかもしれません。
オートクレーブで吹きこぼれということですが、粘性が強いから泡が解消されず蓋のところにまで上がってくるのでしょうか。
粉末のグルコースと、溶かすのに必要な水を別々にオートクレーブして混ぜるとどうだろう。粉末が大丈夫化は知らないけど。ただ粉末が固まりそうだが。それか、必要量の水の5分の1ほどいれてオートクレーブして、あとでオートクレーブ水を足して目的の濃度にするか。 |
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