>通常のT4 DNA Ligaseでのライゲーションでは酵素の価格等を考えて、難しいくらいの量です。
そうでしょうか? そんなことも無いと思いますが。
ライブラリーを作るときなんか、それくらいのこと普通にやってたと思いますが。ちなみにどういう計算でしょうかね。
自己環状化を狙うのなら、反応体積をできる限り大きくして、DNA濃度を下げたほうがいいでしょう(DNA分子同士を疎にする)。
そのためには添付のバッファーでは心もとないかもしれませんが、ATPなんかあれば自前で調整できる。自己環状化ですから、添付バッファーにありがちなligatonのエンハンサー(PEGのようなcrowding agentなど)は入っていないほうがいいので、自家製のほうがいいくらいです。
で酵素反応ですから、基質が増えたからといて比例的に酵素量を増やさなければならないというものでもない。大体においてメーカの設定がもともと酵素過剰ですし、基質が過剰なら反応時間を伸ばせば大抵は解決する。 |
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