基質が酵素より過剰にあるような普通の反応系では、
反応速度は酵素量に比例すると考えられると思うんですけど、
>25μgのDNAでは概算で
>4.2unitのT4リガーゼ、液量は83.3μlということでしょうか?
>確かに意外と少なくて済みそうですね…
同じ反応系でDNA量を増やしたらなそういう計算になりますが、30分の反応という条件ですからね。反応時間を数時間とか一夜とかにすればもっと少なくてもいいはずです。
>G25様の「反応体積をできる限り大きくして、DNA濃度を下げる」という方法を取るならバッファーの液量をその2倍、3倍(160μl, 240μl)くらいにしてみるのもありでしょうか?
もちろんありです。ただし、基質濃度、酵素濃度が下がるのでkineticsも下がることを考慮して反応時間を長く取るという配慮はあっていいでしょう。
>ちなみにT4DNAリガーゼで自己環状化したDNAの精製方法はどのようなものが考えられますでしょう?
用途によっては精製する必要はないと思いますが、ダウンストリームの実験に不可欠なんですか?
コンカテマーがさらに環状化したものも多くできるはずなので、線形DNA特異的酵素でも難しい。 |
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