念の為申し添えますが、制限酵素消化していない、精製したプラスミドそのものも必ず泳動してください。
・ccc vs OC, linearの比率でintactnessを評価でき、ひいては精製過程の問題の有無が予想できる。
・制限酵素消化するとゲノムDNAのコンタミが細断化されて見えなくなる。
>中和反応の時間が長すぎたり、温度が低すぎたりした場合、プラスミドの変性が起こってしまったり、析出したりすることはあり得ますか?
原理的にもないし、それで問題が起こった経験もないです。
>そのあとの凝集物を取り除くための遠心のGを高めて、遠心時間を4℃でプロトコル+10分程度長めにしていることくらいです。遠心した後の上清が以前はこんなに濁っていたっけ??と思うほど濁っています。
濁るのはおかしいし、以前はそうでなかったのならなおあやしい。
それとは直接関係ないが、よく知られているテクニカルチップで、
中和塩析のステップでいわゆるsoln 3に加えて、少量(ミニプレップなら(1,2滴くらい)のクロロフォルムを入れると、析出物が壁面についたりふわふわ浮かんだりせずに、底部のクロロフォルム界面でしっかりパックされる。 |
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