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マウスを用いたITTプロトコル
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No.8960-TOPIC - 2020/06/26 (金) 07:32:46 -
たまご
初心者の質問ですみません。野生型マウスを用いてインスリン負荷試験を行いたいです。論文からプロトコルを探しておりますが、適したインスリン濃度、(前日もしくは当日の)絶食時間にばらつきがありプロトコル決定に迷っております。最適?なプロトコルがありましたら是非参考にさせていただきたいです。
グルコース負荷試験の時に絶食させるのは理解できるのですが、インスリン負荷させる時に絶食させるのは何故なのでしょうか。
インスリンは、粉状のものを溶解、希釈して使う予定ですが、注意点などが有れば併せて教えていただけると嬉しいです。
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(無題)
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No.8960-7 - 2020/10/17 (土) 19:51:59 - みの
ななしさん
ご意見ありがとうございます。
スレッドが下がっており、気がつくのが遅くなり失礼いたしました。
調べた範囲の文献ですと、同週齢(11-13wk age)のKKAyに
0.5-1U/kgのインスリンをipしており、
私も1U/kgのインスリン(ヒューマリン)をipしているので、
インスリン投与量に問題はないかと考えております。
こちらの論文ですと、KKAyに1U/kgインスリンを投与しています。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/24485356/
ITTの15min後の時点でstart時の120-150%程度まで血糖値が上昇しているのに対し、
対照のC57BL6は80%程度に低下しているので、この件では”み”さんのご指摘どおりでした。
ただ、やはり私がおこなうと、15-30minで血糖値が上がる、変化なし、下がる、と
3パターン出現するので、KKAyのインスリン抵抗性に個体差が生じているのかも
しれません。
(無題)
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No.8960-6 - 2020/10/15 (木) 09:44:28 - ななし
注射するインスリンの量は適切ですか?
糖尿病モデルマウスでITTする時には野生型と比べて注射するインスリンの量を増やさないと血糖値下がりません。
インスリン量が少ないと、注射のストレスで逆に血糖値が上がることがままあります。
(無題)
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No.8960-5 - 2020/10/07 (水) 23:29:10 - みの
みさん
アドバイスありがとうございます。
C57BL6に高脂肪食でも15min値は高くなったのですね。
またご指摘の通り、論文ですとKKAyのITTで15min値は下がらないか、若干高くなっている報告が散見しますね。
私の場合、15minで1-2割ほど値が高くなる個体だけでなく、低くなる個体もいるので手技に問題があるのかと思案している次第です。
週齢が10週齢なので、まだインスリン抵抗性の病態にばらつきが生じている状態なのかもしれません。
(無題)
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No.8960-4 - 2020/10/07 (水) 22:58:20 - み
KKAyは使用経験ないけど肥満モデルマウスですよね。
インスリン抵抗病態下では15分時点では下がらなくてもそれが普通じゃないですか。
30分、60分時点でも25-50くらいしか下がらないでしょう。
僕のデータではC57BL6に高脂肪食でインスリン抵抗性獲得させた場合、15分時点は0分より平均で25高めだった。30,60分時点は25-50くらいしか下がらない。
一度、野生型の通常食マウスで15分値を確かめたら良い。この場合、50くらい下がるはず。
ITT時のマウス保定方法
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No.8960-3 - 2020/10/07 (水) 22:30:33 - みの
こちらのフォーラムでITTのトピックを探したら、過去にいくつかありましたが、
このスレッドが最新のようなので続けさせていただきます。
現在、ITTの練習をしています。
0ver nightまたは5-6hr絶食後に、KKAyマウスにインスリンをipし、経時的に尾静脈から採血、血糖値を測定しています。
ところが、インスリンip後15minの血糖値がip前の0minの値よりも高く(30-80mg/dl程度)なってしまうことが頻発してしまいます。
インスリンip時に時間がかかり、マウスが興奮して暴れるのが原因かと考えています。
イソフルランで軽く麻酔をかけるとipは短時間で滞りなく完了するのですが、イソフルランによる血糖値上昇が生じてしまい、やはり血糖値が15min>0minとなってしまいます。
ネンブタールは血糖値上昇が生じないようですが、使用は禁止されてしまいましたし...
保定は左手の親指と人差指でマウスの首根っこを掴み、薬指と小指でしっぽを掴んでいますが、じっとせず暴れることも多いです。
ITT時にマウスを興奮させない工夫等ありましたら、教えていただけないでしょうか。
何度も練習して、自分が上手くなる、マウスを慣れさせる、が定石かもしれませんが。
(無題)
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No.8960-2 - 2020/06/30 (火) 02:33:18 - み
ITT直前に餌を食べた個体は血糖値が上がってしまってばらつきの原因になるから。
朝9時頃に絶食ケージに入れて4時間も待てば全個体の血糖値が揃ってくれる。
研究者が昼飯食ってから13時スタートでやれば15時に終わる。
投与量は体重に合わせて微調整するが100-150ulくらいがやりやすい。
投与し過ぎると当然、低血糖で昏睡状態に陥る危険性があるから、そこそこ成長したアダルトを使用するか、投与量と血糖値変動をあらかじめ数個体で確かめるべき。
インスリン溶液はかなり薄かったと思うので、毎回調製するのではなく、
インスリン粉末を生食で溶かして小分けして凍結保存しておけば毎回同じ濃度のインスリンで実験できて再現性が綺麗にとれる。
ストップウォッチで厳密に経時的に測定すれば個体間のばらつきは抑えられる。
マウスを用いたITTプロトコル
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No.8960-1 - 2020/06/26 (金) 07:32:46 -
たまご
初心者の質問ですみません。野生型マウスを用いてインスリン負荷試験を行いたいです。論文からプロトコルを探しておりますが、適したインスリン濃度、(前日もしくは当日の)絶食時間にばらつきがありプロトコル決定に迷っております。最適?なプロトコルがありましたら是非参考にさせていただきたいです。
グルコース負荷試験の時に絶食させるのは理解できるのですが、インスリン負荷させる時に絶食させるのは何故なのでしょうか。
インスリンは、粉状のものを溶解、希釈して使う予定ですが、注意点などが有れば併せて教えていただけると嬉しいです。
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